2017年01月15日
先負の日に葬儀をしてはいけないのか
家族や身内が亡くなってしまった場合、早めに葬儀の段取りや日程を決めなければなりません。一般的に知られているのは「友引」の日には火葬できないということです。これは友引の日には故人が友を引いて行くという言い伝えから、火葬場が休みになるためです。では他の先勝や仏滅、大安などの六曜に決まりごとはあるかというと、特にありません。六曜の意味は以下の通りです。
先勝とは急用や訴訟に良いされ、何事も急いで用をたすと良いとされる日です。仏滅は何事もうまく行かない日とされ、結婚式は挙げない方が良いとされています。大安は仏滅とは反対に何をするのにも吉とされる日です。赤口はしゃっこうと言い、大凶の日とされるが正午のみは吉とされている日です。先負とは、焦らず急がず、全てのことを控えめにし、午後に用をたすことが良いとされている日です。
六曜に関して葬儀に関わりのある日は友引だけになりますので、先負だからと言って日程をずらさなければならないと言うわけではありません。しかし、仏滅の日には古くから仏事はよろしいという言い伝えがあり、仏滅の日に葬儀を執り行うことが多いようです。また友引の次の日は友引明けと言われ、火葬場が混み合うことが多々あるようです。